ボールパークはプロ野球球場の新しいかたち

ボールパーク

皆さんはボールパークという言葉をご存知でしょうか。ボールパークとは、近年構想が進んでいる全く新しい、まるで遊園地のような総合エンタテインメント施設としての側面を持った野球場です。

既存の野球場と言えば「プロ野球の試合を見るために足を運ぶ場所」でしたが、野球を見たい人にとってはとても楽しい場所には違いないものの、小さな子供が楽しめる施設かというと疑問が残りました。しかし、楽天ゴールデンイーグルスの本拠地がコボスタ宮城からコボパーク宮城に改称され、外野席に観覧車を備えた総合エンタテインメント施設へと変化すると観客動員数は大きく伸びました。野球に興味がそれほど持てない層のひとにとっても来やすい場所になれば、友人や彼女など、いままで誘いづらかったひとを連れて観戦に行けるかもしれません。

現在、北海道日本ハムファイターズも新球場建設にボールパーク構想を織り込んでいます。都市型エンタテインメントとして成立しているアメリカのベースボールに倣ったこの潮流はもう少し続きそうです。